サワガニッキ〜沢蟹飼育を始めて2年目〜その後のまとめ編

生き物飼育記

我が家では、小さな小さな沢蟹の稚ガニを飼い始めて丸2年が経ち、前回の記事を書いてからは更に丸1年が経ちました

その後、果たして前回の記事では9匹いた稚ガニたちはどうなっているのでしょうか?

共食いは防げているのでしょうか?

我が家の沢蟹飼育記2年間の集大成、その後のまとめ編の始まりです!

前回のおさらいはこちらから↓

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母ガニのふんどしの中にいた22匹の稚ガニたち

前回の記事を読んで頂いた方も読んでない方も

まず初めに我が家の稚ガニ飼育の始まりをお話ししましょう

2年前の夏の終わりに近所の用水路で1匹の沢蟹を見つけ連れて帰ってきた所、飼育容器にたくさんの小さな蟹の赤ちゃん達がいる事に気づきました

どこから来たのものか?と不思議に思い飼育容器を見渡すと用水路で取ってきた蟹のふんどしから小さな蟹たちが出て来ている事に気づきました

更にはふんどしの中は小さな蟹たちがひしめき合っていたのです

水槽を用意し飼育容器から移すと少しづく母ガニのふんどしから離れて暮らす稚ガニが増えて行き

母ガニのふんどしが空っぽになったので数を数えたところ、その数22匹!!!

飼育し始めたばかりの時は、コンビニスプーンに乗せてもとても小さい事が分かります

しかし、沢蟹は雑食の為、同じふんどしの元で育った兄妹さえも美味しい餌になってしまい

前回の記事を書いた1年前は共食いの生存競争の末、残った蟹は9匹

ですので、脱皮したての兄妹ガニの標的にならない様にと脱皮仕立ての子は隔離をしたりして育てたり

水草だけではなく動物性の餌を与えたりと工夫しながら飼育していたのですが

やはり24時間監視体制などは無理に等しく、次から次へと稚ガニの姿は消えて行き

現在はとうとう…1匹になってしましました

そしてやっと水槽独占の平和な日常が続いております

生き残った蟹の特徴

そんな中でも長年、沢蟹たちを見て来てわかった事がありまして

生き残りやすい個体は他の個体よりも脱皮する周期が早く、脱皮の回数を早くに重ねているより体格が良い物

圧倒的に、生き残った1匹は他の個体よりも脱皮の回数がはるかに多くので体格も倍以上、大きかったのです

しかし、まだまだ自然界では危険が伴う大きさですが立派に成長してくれました

しかも、唯一の生き残りのこの個体…実は前回の記事で足を兄妹の稚ガニたちに取られてしまった

あの蟹さんなんです

詳しくはこちらから↓

生き残った1番脱皮の空き数が多かった蟹

今では脱皮で脚は復活しましたが、見事に2本の脚を兄妹ガニに食べられていました

隔離装置もこの子が使って育った物で、あの時の隔離はどうやら成果があった様ですね

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沢蟹の成長に合わせて

稚ガニの成長を追っていると、不思議な光景を目をする事もあるもで意外な沢蟹の生存戦略などを知るものです

これは、私が飼育中に発見したのですが

沢蟹の脱皮回数が1回目以降の蟹は皆、人工水草の草の中にひしめきあっていましたが

脱皮2回目、3回目になるとだんだんと石の下などに隠れる様になり

現在の2センチほどの大きさなるとシェルターの中を住処にしています

この大きさになるまでは沢蟹もたくさんいたのですがまったくシェルターは使用されずでしたが

遅ればせながら、シェルターの出番がきた様です

確かに考えてみれば当たり前かもしれませんが、蟹も大きさによって住処を分けているんですね…

ですので、この情報が飼育するにあたって必要な道具を揃えるの役立ててもらえればと思いまとめてみました

沢蟹飼育に成長段階に合わせて必要な物

・[脱皮0回〜1回目]  人工水草、または稚ガニが隠れられる大きさの水草

・[脱皮2回目以降]   下に隠れる隙間がある石など、人工水草の石がついているもので可能です

・[脱皮を数回重ねていて1センチほどの大きさになったら]   隠れ家になるもの、シェルター

筆者は、稚ガニを飼い始めた時に水槽と水草、シェルター全て揃えましたが

まだ全部が生き残れる段階か分からない状態なら、急いで全てを揃える必要はないのかもしれませんね

沢蟹飼育の豆知識

最後に沢蟹飼育の豆知識を2つご紹介します

飼育していると分かるのですが沢蟹は脱走のプロです!

特に水槽掃除をした後は水槽の表面が濡れていて脱走しやす状態になります

部屋の電気を消し暗くなったと同時に水槽の90度の壁を見事につたっている姿を何度目の当たりにしたことか…

ですので、必ず!飼育をする際は蓋がついた水槽を選びましょう!

小さいカニが家の中を歩いているのを気づかずに踏んでしまうのは避けたいですからね

それから豆知識2つ目は、前回も記事でも共食いについてアドバイスをもらった熱帯魚ショップの定員さんに沢蟹飼育をする場合は水槽に泥や土を含んだ砂を使う様にと聞きました

よくよく見ていると土玉の粒を突いて食べている姿も見受けられたりして、掃除をする度に土玉が減って行くのが分かります

きっと土玉についている微生物でも食べているのかも知れません

特に母ガニのふんどしから出たばかりの小さな稚ガニたちにとっては大切な食糧源かもしれませんね

沢蟹飼育の豆知識

・沢蟹は脱走のプロ!脱走の防止に蓋がついた水槽を選びましょう

・小さな稚ガニの大切な食糧源!泥や土を含んだ砂を水槽に敷きましょう

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まとめ

小さな稚ガニたちを母ガニのふんどしに中にいる時から飼育し始めましたが、共食い以外は飼いやすく手間もそれほど掛かりません

雑食なので、餌も鰹節や水草、市販の餌など何でも食べてくれます

特に何をするでもなく、気づけば脱皮していて食べかけの脱皮殻が発見される事もしばしば

エコですね…

飼育する為にそれほどお金もかかりませんし、飼育しているうちに脱走しようとしている姿さえ愛着を持つ様になります

もしも小さな沢蟹を見つけたら参考にしてみてくださいね

小さな沢蟹の稚ガニを育てた2年間で得た知識がお役にたてば幸いです

他にも当ブログ『魔女みたいに、猫みたいに生きることにした』では絵描きであり当ブログ管理人の筆者Akaiki*shiroimi(アカイキ、シロイミ) が

描いたり、書いたり、作ったり、そして時に飼育したりと孤独を魔女のように優雅に忙しく

猫のように自由に楽しむライフスタイルブログです

是非、他の記事やイラストも見ていってくださいね

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