はじめまして!akaiki*shiroimiと申します
Welcome and thank you for visiting my website!!

初めましての人も、お久しぶりの人も、いらっしゃいの人も
どうも、イラストレーターと当ブログ運営をしておりますakaiki*shiroimiと申します
この度は、当ブログに足を運んでくださいましてありがとうございます
まだまだ改善が必要なHPではありますが
花を一輪摘んで行くように何か心のお土産になるものを当ブログから得て後にしていただけると嬉しいです
はてさて…akaiki*shiroimi(アカイキ、シロイミ)と言う名前の由来ですが
赤い幹の木いっぱいになる、白い木の実を想像しつけた名前ですが
実はこの名前の由来は、幼い頃の私と今の私の2人を意味する物でして
血の流れた全ての根源の幹としてのアカイキ、つまり幼い頃の本当の自分と
その木に実る無色を意味するシロイミ、今の社会性を身につけた私との2人が
今ではバラバラになってしまっているものの
いつかはひとりの人間として、私たちのどちらもが満足して生きて行ける人生を歩んでいけたらと願いを込めつけられた名前です
虐待サバイバーとして育ち
失ってしまった自分を取り戻す旅をこのブログとして記し
虐待サバイバーだからこそできる生き方を発信していけたらと思っています
虐待サバイバーとして、魔女のように生きる事にした
私の生まれた家では心という物を持つ事が許されませんでした
父はアスペルガーで、母は失感情症、両親は共に心と言う物がありませんでした
虐待サバイバーと聞くと乱暴さを想像する方がほとんどかも知れませんが
私の父と母は乱暴さこそありませんが、物質的な面倒以外は無に等しい子育てで小さな私の躓きはいつも知らんぷりされる事で傷を悪化させてきました
“転んだ時に手を差し伸べてくれる人が誰しもに居るのだ“
“困った時に助けてくれる人が誰しもに居るのだ“
“危険から身を守ってくれる人が誰しもに居るのだ“
そう知ったのは、皮肉にも私が子育てを始めてからでした
泣く時はひとり、遊ぶのもひとり
転んで立ち上がる時もひとり
それが私の当たり前でしたから、随分と幼い頃から自身を守る為に頭と心を使い生きて来ました
野生動物が、単身でも身を守るのと同じ様に私の感覚はいつも過敏なほど危険を暴こうとセンサーを研ぎ澄ませていて、いつしかそれは致命的な心の傷と共に一つの人格として過剰なほど自分自身を守る存在へと変化して行きました
私にとってそんなもう1人の私と過敏な心のセンサーこそが孤独に身を置く必要性を促す要因の一つなのです
だとしても孤独は寂しくない?もしもそう思う人がいるのだとしたら
幼い頃からひとりでいる事が当たり前で寂しさを感じる機会すら無く生きて来ると、孤独はむしろオアシスにもなってしまうもので
幼い頃から長年をかけて溜め込んできた、たくさんのひとり遊びの技術こそが今の私を生かしてくれる宝物となりさみしさより充実を感じる事を多くしていると言うのが本音なのでしょう
そんな風に私はこれまでの半生はひとりの時間を淡々と好きな事に打ち込み生きて来ました
それが、今も昔も変わらず
文章を書く事と、絵を描く事と、ものづくりをする事
それらが、私を支えて来てだけではなく感情表現の術として活用してくる事で過酷な人生の中で心を失う事なく生きて来る事に一躍買っていたのです
だからこそ私は母の様に感情を失う事無く生きて来る事が出来ました
そして、一つのヴィジョンが私の未来をつなげています
それが、幼い頃に夢に見ていた、暖炉の前でロッキングチェアに座り編み物をする老婆の姿です
私はそんな安心と本当の休息と共にある揺籠の中で静かに揺れる様な柔らかい時間が何より欲しかった
だから、他の人の様に社会や人と密接に関わり生きて行く事が叶わないなら、せめてひとりでも手に入れられる安心と安息を見つけそんな風に生きようと心に決めたのです
そして私はその道に視線を向け、今も進み続けているのです
akaiki*shiroimi
私が、孤独な魔女として生きるのにはもう一つ理由があります
それは、行方不明になったままの自分自身を探すため
もう一度、本当の私と共に絵を描く為です
息継ぎする間も無く、大人になっていた私は
ある時を境に、心の中でバラバラになり3人の私に分かれてしまいました
両親の感情麻痺による、心理的虐待で体へのダメージは全くありませんでしたが、心へのダメージは深刻でした
きっと母もまた、深刻なカサンドラ症候群だったのでしょう
そんな心が混乱した母はどこからか愛情を得ようと代理型ミュンヒハウゼンに陥っていました
そんな母の手によって愛情を奪える代償として選ばれてしまった私の人生は思春期の時に一度、終わりを迎えています
17歳のある日、精神崩壊を起こした私に母が言った一言で私は人生の生きる希望を全て失い死の縁を彷徨いながらその後の10年間はその言葉と共に亡霊の様に生きて来ました
あの日、未来を失い心が壊れてから本当の自分は私の心に住み着く事を辞め姿を消しました
次に本当に私が自分の心に帰ってきたのは、心が壊れてしまいそうなほど悲しい出来事があった時の事
彼女は私たちの心に帰って来ると決まって絵を描き始めました
それは私の想像を越える絵で、私には描けない絵でした
決まって悲しい時だけ心に戻ってきて、彼女は絵を描く
何年も、何年も…その繰り返し
そんな彼女も私が、母になって社会的な忙しさに明け暮れる日々になるとぽたりと気配すら感じなくなってしまいました
本当の私は、どこへ行ってしまったのか?それは今も分かりません
……ここである事に気づいた人もいるのかも…では、私は誰かって?事に
私は彼女が作った彼女が出来ない、社会性やコミニケーションを担当するshiroimiで
いわゆる副人格
彼女の理想の母親像から出来ています
私が私本人では無いと気づくまでには随分と時間が掛かりました
それでも、そう分かったのも絵が教えてくれたからでした

彼女の描く絵は、私には描けないとても素敵な絵
そしてその絵は決まって地図の様に私と言う人物の本当の心を描いていました
絵を描いている時の高揚感を味わいたい…しかしそれを、どう頑張っても私は描けなかった
でも絵を描いている時だけ感じる生きているのだと心から湧き上がる感覚は特別な物で
彼女が絵を描く為にここに戻って来る時は生命力が漲る様に生きる力に満ち満ちている時間を感じられるのです
では彼女がいない時はどうなのか?と言うのなら確かに体力や精神力は落ちている様に感じますが
実は私には私の精神安定の術を持っていてそれは彼女とはまた違う特技
それが文章を書き物作りをする事
だから私はshiroimiとして生きていく為、彼女ともう一度生きて行くために孤独と言う自由を目指し
こうしてブログを始めてみようと思ったのです
そして本当の私に名付けた彼女の名前はakaiki
私たちは、いつか同じ場所で共に生きて行きたいと言う願いを込めてakaiki*Shiromiと名乗る事にしたのです
私として生きた幼いままのakaikiと
長い間、代理で生きてきた3人を救う使命を背負った私shiroimiと
身を挺して傷を背負い乱暴ながらも私たちを守って来たAlice
(Aliceの暴走は現在、shiroimiの私が彼女のセンサーをしっかり言葉と行動に変えて行き彼女の意志を代弁していく事で平和に保たれていますが、過去のトラウマは彼女を目覚めさせる危険をいつも含んでいる為、自身の為にならない人間関係は持たずに断ち切るように努めています)
もしも墓跡に名前を掘るのなら、私たち3人が心の中に生きていた事を残し3人の名前を刻んでほしい
そんな風に思いながら、何よりも誰よりも今度こそは大切に大切に3人共に生きて行こう
そう決めたのが私の人生の第2幕なのです