我が家のでは、昨年の秋に近所の用水路で発見した沢蟹のお母さんが腹に抱えていた稚蟹達を飼育しています
秋に飼い始めた沢蟹は、1度目の脱皮の際に22匹いたと言うのに9匹まで減少↓↓
そしてそのまま無事、冬を越え春になった今
やっと9匹で冬を越えたにも関わらず大きな試練に直面中です
掃除をする度に蟹が減っている…と言う事に気付き何故だろう?と不思議に思っていると目の前でその謎が解ける事に
それが脱皮後のソフトシェルクラブは人間だけでは無く、蟹達も大好物だと言う事
掃除をしていて目の目で、脱皮後の蟹の足が2本持っていかれ尚且つ、美味しく食べている所を目の当たりにしてしまった筆者が脱皮後の共食いを防ぐ咄嗟に考えた対策法と熱帯魚ショップで聞いた防ぎ方と共にお伝えしていきます
悲劇!!!
稚ガニたちのその後を乗せた記事はこちらから↓
脱皮後の沢蟹
こちら決して死んだ蟹ではありません
これは脱皮がらで触るとふやふやでとても柔らかいのですがしっかり丸ごとカニの形をしています
ついでに裏っ返すとこんな感じに…
脱皮したての蟹は色が他の蟹に比べ透明がかっていて、大きさもひと回り大きいのですぐに見分けがつきます
この蟹は無事、綺麗に脱皮出来ていましたが
冬になる前に終えた1回目の脱皮は小さな蟹たちにも負担が大きかったようで上手く脱皮ができずに、脱皮がらに半分包まれたまま天国へ行った蟹たちもたくさん見受けられました
個体によって異なりますが、今回の春の脱皮が3回目の個体も2回目の個体もいて大きさもまちまちです
そして、脱皮後はそんなまだ脱皮が済んでいない、小さな蟹たちの餌食なります
こちらは3匹の兄弟蟹たちが、脱皮後の蟹から奪った脚2本を取り合いしているところです
何とも悲しい現実…
奪われた当人は水草の影に隠れさせました
以前、ある熱帯魚ショップに水草を買いに行った時にそこの店員さんに稚蟹たちの話をした所
こんな風に言っていたのを思い出しました
稚蟹の共食いについての熱帯魚ショップの店員さんから聞いた対策
・稚蟹の共食いを防ぎ、全ての個体を生き残らせたいなら隔離して育てる
※ただ、結構大変ですよ…と聞きました
・共食いを視野に入れ強い個体のみを生き残らせると言う手段もあり
・動物性の餌をあげる
よく虫の飼育系YouTuberの方々が使っている我が家でもお馴染みのプリンカップなんかを使って隔離する様ですね
と言う事で、我が家の稚蟹もすでに春に入り2匹が忽然と姿を消したので
これ以上は、美味しく頂かれてたまるかと
殻が固くなるまでの間、隔離する事にしました
脱皮後の稚蟹を共食いから守る
我が家では生き物(特にそこら辺にいる虫などなど)がやって来る事が多いので
普段から、いろいろな使えそうな容器を台所下に溜め込んでいます
そして、今回もちょうど良いものが…!!
小さな透明の傾斜のあるカップに隔離し、軽くネットなどをかけます
その時に、すこーし開けておくと脱皮して固くなった頃には自分で出てこれるのではないかと考えました
※蟹は傾斜がキツイ壁も難なく登ってきますよ
出てきても出て来なくても良い様に餌も一緒に入れておくと良いと思います
これをいつものケースにそのままインして完了です
さあて、無事に生き抜いてくれるのでしょうか…
あとは願うばかり
稚ガニたちのその後はこちらからみれます↓
おまけ
おまけですが、残った脱皮殻ですが
試しに蟹たちに与えて観察してみる事に
先ほど、ソフトシェルクラブにがっついていた蟹に試しにあげて見た所
その蟹は見向きせずにソフトシェルクラブの足を追いかけていきました
しかし、そのまま見ていると違う蟹が食らい付いていたので自身の中である答えに辿り着く事に
蟹にとっても、殻より身が美味しい
そんな悲しい現実から、私は蟹社会の厳しさを目の当たりにしました
熱帯魚ショップの店員さんのアドバイスを元に、大切な動物性の餌(脱皮殻)はそのまま水槽に入れる事に
まとめ
沢蟹の飼育は手間がかかりますが、脱皮という形で目に見えて成長が見えるのが良い所だと思っています
この記事では、そんな脱皮後の沢蟹の共食いを防ぐ方法をお伝えしました
最後に、熱帯魚ショップの店員さんから聞いたアドバイスを元に、自身の対策をまとめました
店員さんの意見を参考に、自信がとった対策
・ソフトシェルのうちは隔離
・水草を増やし隠れる場所を増やす
※水草がかなり減っていた事も原因かと思います
以上で沢蟹飼育の時に試練となる共食いの防ぎ方でした
参考になれば嬉しいです
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