音楽を奏でる様に文章を書く 〜文章や絵の上達法〜

インスピレーション

ー“絵を描く事は、しっかりと何かを観察する事

文章を書く事は、耳を澄ませて音の流れをみる事“

これはブロガーとして文章を書く事とイラストレーターとして絵を描く事を生業としている私自身が、独学で絵や文章を上達させて行く上で大切にしている事です

文書を仕上げる事も、絵を描く事も一つの作品を仕上げて行く過程は、音楽を一つ完奏する事とよく似ています

もしも、どうしても絵が崩れてしまう文章がうまく書けないなどの悩みに突き当たっている様でしたら自分がモーツアルトになった気分で音楽を奏でる様に作品を作る事を意識していくと良いかもしれません

その為に大切なの事をこの記事ではお話しできればと思います

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絵や文章が上手くなるには

文章や絵が上達する為に必要な物はなんでしょうか?

それはこんな事なのかも知れません

目に見えない物を見ようとする力

もしも、あなたがモーツアルトならどんな風に音楽を奏でますか?

誰かを魅了し、自分自身も満足できる音楽を奏でたいのだとしたら、どんな風に音楽を奏でるのでしょうか?

音楽も文章も絵を描く事も同じ力を使って、1つの作品を作り上げている事に気づくでしょう

一つの作品を作る上で必要な事

  • 見えない背景を想像する想像力や感性
  • 流れを感じ、そして流れを作れる事

この力を知るにはまず、作品を仕上げる上で天敵となる物をあげてみましょう

1つの作品を作る時の最大の敵は単調さ、単調になってしまう事が作品の深みを消してしまうのと作品の小さな崩れの原因に

単調さを無くす為に、想像力を使い深くまで流れを観察できる様に感覚を磨きましょう

良い作品を作る為にしたい事は、

楽譜をただ、楽譜通りに奏でない事

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フォルテシモやピアニシモの強弱だけで無く、聞き心地の良い音や流れに敏感になる事や背景を想像する事

ただ文字を羅列しただけの文章にならない事を意識する事

対象物を、ただ模写するだけで作画せずに目で見えない部分を想像しながら描いていく事

自分が目で見ている情報だけで、作品を仕上げてしまわない事が大切

流れと全体

いい音楽は流れがいい、読みやすい文章は流れがいい、いい絵は一つ一つの線や色の連なりがいい

何度も聴きたくなる音楽は流れが良く、読みやすい文章は流れが良い

そして、見ていて素敵だな…と思う絵は配色や線が良いと私は思います

音楽も、文章も、絵も何かの集合体で単体では意味を持たないものが合わさる事で深みや意味やあたらしい世界がつくられます

そのひとつ一つをパッチワークの様に縫い合わせて行くのが、作品を作ると言う事

ぼろ布も合わせ立派な、キルトケットにする為には上手く縫い合わせて行く技術が必要です

逆にどんなに良い高価な布を使っていても縫い方が上手くなければ、良い作品を作る事はできません

文章を書く時も、絵を描く時も

パッチワークの縫い合わせる技術の様に、文字と文字の良い流れを意識した繋ぎをイメージし文章を作り

ひとつひとつの線を、バランスよくつなぎ合わせて行く事が良い作品作りには欠かせないのです

聞き心地の良いテンポで進むクラシック音楽を聴いているイメージで、流れを意識して書いてみよう!

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崩れの原因

音楽を聞いている時に、間違えて違う鍵盤をひてしまう時に感じるあの音の違いが

文章や絵の崩れと同じ様に、一定の流れの中で違和感として感じさせます

その文章や絵が崩れてしまう原因は

目で見た情報だけを頭だけを使い書いてしまい、想像力を使う事無く表現しようとしてしまっているから

だと思っています

例えば、その違いは山を描く時の大人と子供の視点の違いの様な物

なぜ、山の斜面は凸凹してみてるのか?

山には何があって、どの部分が出っぱっていて

どの部分に雲の影があるのだろか?

あの山のこちらからは見えない部分はどうなっているのだろうか?

太陽は今どこにあって山のどこに光を当てているのか?

など、観察しよう思えば次々に視覚だけでは捉えられない背景が無数に浮かび上がってきます

これらをまだ知らない子供たちは山を描く時、自分の想像の中の山や

お友達が描いている様な山など、観察はほとんどせずに描くものです

まずは見たまま描くのではなく描きたい対象物を観察してみましょう

いろいろな物を観察する事で絵は上達して行くのだと思っています

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対策

ここまで、文章や絵を上達させる上で意識すべき事と文章や絵が崩れてしまう原因を解説してきましたが

ここからは自身が実際に、文章の流れを見えやすくする為に実践してきた事や

観察し眼を鍛える他に出来る事を書いていこうと思います

文章の上達法 〜流れを見えやすくする習慣〜

これは私自身が、文章の連なりや流れを見る為にやってきて効果があったやり方です

現在も毎日、文章を書く上で時に文章がうまく書けない日や

アイディアが出てこない日などには、習慣としておこなっている方法です

それが

ひとりになれる自然の中で文章を作る

と言う事

私自身はふらりと家を出て人の通らない虫だらけの自然の中を散歩しながら文章を考えてただ歩くだけ

自然の中に行く事で、頭の中の閉鎖的な感覚がなくなり、よりフリーな気持ちで

雑念さえしっかり聴こえてしまうほど、自分の頭の中の声が聞こえる状態と向き合えるのです

これを習慣として繰り返して来た事が、自分にとっても自分の文章を作る仕事においてもプラスに働いた事は事実です

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絵の上達法 〜良い線を見つける〜

実は私、デッサンはあまり得意では無く

毎日、デッサンをするほどの緻密な性格では無いので好きな物を好きな様にだけ描いて生きて来ました

だからこそ、アンバランスで偏った技術だと言う事は自負している事です

しかし、絵を描く人は観察眼の鋭い緻密な絵を変える人も素晴らしいですが

より自由で魅力的な線を見つける事が上手い人がいる事も事実です

私自身のタイプはと言うと後者で、北欧の芸術の様により魅力的な線の連なりからなる

全体の見せ方のうまさを身につける方が私としても楽しめそうだぞ!と思ったのがきっかけで自身の作風が出来上がりました

それは音楽に例えるのなら正統派のきっちりバロックと自由なポップスの違いの様な物だと思っています

そちらにしても、自分が好きな描き方のタイプを知る事でより上達して行ける事は間違いなさそうですね

自分の好きな線を見つけ描いて行く事も、ひとつの作品作りには大切な事

まとめ

ここまで、文章や絵の上達方法をお話ししてきましたが

私自身も長い間、自分よりうまい誰かの様に上手に書かなければとか

何かに影響されて文章を書いては、紙を丸める日々を通り過ぎてきました

どうして、自分の声で自分の文章で書けないのだろう?どうしてこうも固くなってしまうのだろう?

そんな悩みと半年間、向き合い続けてきては自分の言葉では無いカチカチとした文章に絶望していた時もありました

表現する事とは何か?自分の伝えたい事は何か?

以外にもそこに必要な事は音楽を奏でる時の様な柔らかさや深さだったのです

目には見えない物を感じ取れる様に磨いて行く事、そして自分の中から引き出し上手になり流れを知る事

良い作品作りには、視界に映らない物を深く感じる感性こそが必要なのかも知れません

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