私自身、幼い頃から絵を描いて来ましたが
なぜずっと絵を描き続きてこれたのかと言うときっと、絵を描く事が自身の満足感に繋がっていたからかもしれません
完成した時、思う様に描けた時のあの達成感からくる満たされた感覚がここまでずっと私に筆を握らせてきました
“絵が好き“それだけも十分、絵を描き続ける理由にはなりますが
自身が絵を続けて来てイラストレーターになった今でも思う事は、そこに時にご褒美の様な物があった方がもっともっと絵を好きになれると言う事
もしも、この記事を読まれている方のお子さんが家で絵を描く姿がよくよく見受けられる様でしたら
もっと絵を好きになってもらう為に小さな後押しをしてあげる事がお子さんの気持ちを盛り上げる事に繋がるかも知れません

この記事では、筆者が親として子供のお絵かき好きを盛り上げる為に実践している方法を書いて見ました
試していただけるとお子さんのお絵かき人生を変えてしまうかもしれませんよ
- 絵が好きなお子さんをお持ちのお母さん
- 子供に絵を好きになって欲しい人
- 子供の好きな事に対して親が出来る事を知りたい人
子供の好きな事を見つける時に実行している事
まず初めに、絵だけでは無く
子供の好きな事に対しての親の向き合い方を考えてみたいと思います
才能を伸ばしたいとか…個性を伸ばしたいとか…
大きな旗をついつい掲げてしまい力んでしまうのが親ですが、まずは立ち止まり
子供の才能も個性もそれをなんとかするのは親では無いのだと言う事を知りましょう

どうしても才能が欲しいのだ!個性が欲しいのだ!
きっとそんな風に親に頼み込んでくる子供はいませんし、そもそも子供が才能か個性が欲しいと言っていると決まっている訳ではありませんから
好きな事=才能、個性だと力を入れすぎない様にして欲しいと思うのです
ですので、子供の好きな事の親自身としての向き合い方は
よほどの適正が無い限りはこれくらいの気持ちで良いのだと思うのです
親が子供の好きな事についてしてあげられる事は、経験をさせ材料を集める所まで
大切な事はその子の適性を知る為に色々な経験をさせる事
たくさんの習い事をさせる事も良いかもしれませんが、その前にその子が何をしている時が一番夢中になっているか?
また、どんなものに興味を持つのか?
観察してみると良いかもしれません
絵が好きな子へのサポートも血眼になって絵画教室に通わせるよりも
好きな様に好きなものを描かせてあげて、その子自身が絵画教室に通いたいと思える時までじっくり見守るという事が良いのかもしれません
そして、その子自身が選ぶものは絵じゃなかったとしても良いと思えるくらいの親の向き合い方の方が、
子供も好きな事をのびのびとあちこち寄り道をしながらも楽しで向き合い、本当の才能の開花に繋がるのかもしれません
そしてもう一つ、もしも見守る以外に出来る事があるとしたら子供の好きな事に親自身が興味を持ってあげる事だと思っています

自分の好きな事に興味持ってくれる人がいるのは子供じゃ無くても嬉しい事だよね
自由にダイナミックにお絵描きをさせる
子供のお絵描きというのは本当に見ていると面白い物で
自分の好きな物を何のフィルターも通さずにただ、描く姿は大人には真似出来ない潔さがあります
そして、描く題材も規格外!!

ええ!!そんなもん描くんかー!!!
なんて物を描いたりするので大人としてはとてもびっくりする物です
我が子も大人の常識と言う視点を優位に越えていき、火災報知器や非常ベル、さらには非常口など“なぜそれなんだ?“と聞いてしまいたくなる物でスケッチブックはあっという間に一杯になります
そんな彼は大好きな火災報知器などを描く事でメキメキと観察眼を伸ばしている様で、たった1年の間に驚くほど画力が上がりました
よくよく考えて見ると私自身も幼い頃、とにかく好きな物やその時に気になる物を描いていた事があり
キョンシーやハキリアリなんかを自由帳にたくさん描いていたのを覚えています
そんな風に好きな物を好きな様に描き続け、大人になった今も好きな物を好きな様に描いてお金を頂き絵を描く所まで来れたのです
学校ではできない体験をさせる事
時々、我が家では床中にビニールを敷いて絵の具でお絵かきをしたりします
ツナギを着て、何を描くかなどを決めずにただただ、描きてみる
汚れも、気にせずにパレットなんかも使わずに、ただ描くだけ

そのうち子供は、絵の具のチューブを画用紙に直接出したりして、本当にワイルドにお絵かきをします
ついつい、一緒に描いている私の大人な行儀良さがつまらなく感じるほどに
手に触れた物、体験した事で人生は作られて行くからこそ、子供の時にしか持っていないこの感性で
こうして絵を描いた経験を体に染み込ませてあげたいと思うのです
子供自身の絵を採用し使って行く
子供だからこそ描ける絵があり、それは大人では描けませんし
その愛らしさは時に、完璧な絵に負けず劣らずのアートになります
ですから、我が家では子供に作画を依頼しそれを活用し色々な物を作る様にしています
オリジナルカレンダーを作ろう
我が家ではカレンダーはいつも自作で、毎月毎月オリジナルのカレンダーがお目見えします
そんな母を見て育っていると、僕も!とカレンダーに使うイラストを積極的に描いてくれます
カレンダーの作り方はこちらの記事から

デザインアプリCanvaを使って作成しています
7500万点の素材が無料

これは、家族みんなで宇宙に行っている所をイメージして描いてくれたのをデザインアプリでカレンダーにした所です
科学博物館に行ってきたばかりだったので、ロケットを描きたかった様です

元絵はこちらで、Adobe frescoを使って自分で描いてくれました
こんな風に思ったものを描く事が、絵を好きになる第一歩
絵を描くと言う事は手で描く事も大切ですが、目で見る事の方がもっと重要だと思うので
こうして物を見て観察する力が養えるのも絵を好きになるメリットだと思っています
年賀状にしてみよう
先ほどは子供自身がAdobe frescoを使って描きましたが
フォーマルなシーンで子供の絵を活用するには、子供が紙に描いた絵を自身が少し整えながらデジタルのイラストにしていきます



ほっぺたの色、目や鼻の光などを加えて生き生きとした表情にしていきます
そして、それを年賀状にすると…

こんな感じでとても可愛くなります
今回は、年賀状でしたが誕生日カードや引っ越しハガキなどにしても可愛いかもしれませんね
子供のイラストをデータにして置くと、いろいろな場面で使えますよ
そして完成した時に、自分の絵がカレンダーやハガキになったところを見たお子さんを想像してみてください
きっと、一生物の思い出になるはずです
まとめ
子供の好きな事の伸ばし方と
お子さんが絵を描く事が好きになる方法をお伝えして行きました
そして絵もっと好きになる為の秘訣として作品として使って行く事をお勧めしています
額に入れて飾ったりするのも良いかもしれませんね
お子さんの描いた絵を作品として使ってあげる事でもっと絵が好きになる
是非、絵が好きなお子さんをお持ちのお母さん、お父さんは試してみてくださいね

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