機能不全家庭で育ち、家庭とは何なのかを考えて来ました
自分自身が親になり、一家の主人としてどう家庭を作っていくべきか?そう悩んだ時に一つの答えに辿り着きました
その答えは、家庭とは良い流れを循環させていく物だと言う事
これは全ての人の人生への向き合い方でも言える事かも知れませんが
人生では良い事も悪い事も自身の向き合い方次第で拡張して行きます
家庭と言う場所では、自分だけの人生だけでは無く誰かの人生にも影響され生きていますので
誰かの人生に流されない様に、家庭の主人であるリーダーが手綱をしっかり握り悪い循環を断ち切り良い循環を作っていく事が大切な事だと思ったのです
家庭の良い循環の先に
なぜ良い循環を作る必要があるのかでしょうか?
なんと無くはわかるけど、それをしたらどうなるの?
なぜ、良い流れを循環させる必要ながあるのか教えてよ
循環の源
その答えは、どんな家庭では子供がすくすくと育ち良い物を吸収して生きて行けるか?と考えると良いと思います
家庭も集団ですから、会社なのどの組織と同じ様に組織内の繁栄の仕方を作っていく必要があります
では、良い組織とは?どんな組織でしょうか?
それはリーダーが集団をしっかり引率し、リーダーと部下の信頼関係が構築できていてそこに安心感があり、プラスの恩師を皆が受け取れている状態だと思っています
言わずとも、暴君の様なリーダーの元では良い組織は出来ませんし
自身の利益のみを追求した組織でも繁栄は起きません
それは、家庭も同じで家庭内の誰かが自身だけの利益を追求してしまう事は他の誰かが居心地の悪さを感じてしまう事です
それなら、自分の利益を追求しなければいいの?
自身の利益のみの追求は、組織内での亀裂を生み出しますが
自分の利益を組織の為に追求しない事は、自身の人生の責任を放棄して誰かに依存してしまう要因になります
大切なのは、組織の中でも自身の利益を追求して、した分だけ還元し行く事
これは自己中心的と自分を大切にしている人の違いと同じで
自分も人も大切にする事で、それこそが良い循環の源になるのです
循環する流れを止める物
家庭と言う組織の中で、主人として循環の源を作れたとしても
家庭の中で共に暮らす人々が、循環を滞らせてしまうと良い流れは無くなってしまうと言う所が他者と共存する環境の難しい所で
その流れが滞った所から流れの止まった水が腐敗する様に、いずれ様々な問題が起きて行きます
だからと言って、相手を変える事は出来ませんが
それでも良い流れを作る方法を教えていく事は出来ます
相手が自己の確立しきった大人の場合は、とても大変な作業になりますが
子供だった場合は、その子の人生にもとても役に立つ事で
その子自身が、今度は次世代や社会に出た時に循環の源としての役割をこなして生きる事にも繋がります
ですから、次世代を担う子供には家庭の主人の背中を通し
自身も大切な人も大切にできるスキルを学んで貰える様に、主人自身が自分も他社も大切にし続ける姿勢を保ち続ける必要があるのだと思います
循環して行く物とは?
先ほど、循環の源について語りましたが
自分も他者も大切にする事で、循環の源を作れると言いましたがそこから循環して行く物とは何でしょうか?
一言で行ってしまえば愛ですが、その内訳をお話しするとしたら
優しさや思いやり、そして許しなどです
愛すると言う事は、自分を芯から愛せて大切にしている人にしか出来ない事で
愛する為には、心の成熟と言う器が必要
人を許せる人は?人を愛せる人は?人を大切にできる人とは?
愛のある人であり、想像力のある人です
心の成熟とは、自分以外の視点を確立する事で自分だけの視点で全てを見ている事は幼い子供のままだと言う事
自分はと言う視点から抜けきらずに大人になり、会社のリーダーへの道は選ばずとも必然と家庭のリーダーになった時に何が起きるのでしょうか?
先ほどの暴君と同じ様に、自分の利益のみを追求してしまうのです
その様な状態に必要な物が
他者や自分以外の世界を知る経験であり、自分の意見以外を受け入れる姿勢です
それが出来た時に、初めて誰かと対等に話し合うと言う術が持てて
そこから循環を作る協力関係が作れるのです
自分と他者
ここからは筆者の経験なのですが
自身の生まれた家庭も、自身の夫婦として作った家庭ではこのどちらもが叶いませんでした
私自身も家庭を持つ家での成熟した、精神を当時は持ち合わせていませんでしたし、それは相手も同じでした
そして正しさと言う武器では何も守れないと言う事を知りました
自分の正しさは本当に大切なのか?
時に、人は本当に大切な物よりも自分の正しさを貫く事に時間を費やしてしまう物です
それでも自分の為にそして大切な誰かの為に、本当に大切な事は何なのか?を忘れてはいけないと思っています
良い循環を作り、きれいな小川の様に水を滞らせる事無く循環させ、流れを止めてしまいそうな大きな漂流物の様なアクシデントを皆で、退かして行く
たったそれだけの事が、今の時代ではとても難しいのは心の成長を促す経験を避けて生きてしまえる事や
教える人が居ないと言う事
心などと言う物より、物質的な物を重視される様になり物資的な生きる事に重きを置き行きていると言う理由が挙げられ
他者を知る余地も、一歩先の社会も知る術を持たないまま自身だけを守る事に注視し生きて来てしまったが故に誰かを愛せない人が増えてしまっているのではないかと思うのです
見失ってしまっている幸福論は、皆同じ人生を生き安定と言う幻想の中で一生を終える事を誓う分には必要ないのかも知れませんが
その方法ではいずれ時代に壊されてしまうかも知れませんし、邪険にしてきた誰かに壊されてしまうかも知れませんし
自分自身に壊されてしまうのかも知しれません
幸福は自分を正当化し変わらない事が幸福なのでは無く
幸福は変わる世界の中で、自分や自分の周囲の世界を綺麗にして流れを乗りこなしながら生きていく事が幸福
経験からの学び
機能不全家庭や搾取し合う家庭で経験した事の中で、家の主人の責任を肩代わりもして来ましたし
家庭の主人の責任を逃れる姿も見て来ました
集団を言う組織の中で、自分だけの利益しか追求出来ない誰かの姿も目の当たりにして来ましたし
そこから派生して拡張して行く物が何なのかも見て来ました
そしてそんな組織の中でのその価値観しか知らない自身の不甲斐ない姿も目の当たりにしましたが
そんな自分でも、家庭で必要な物とは何か?主人はどうあるべきなのか?を本気で学び考え尽くす事で同じ過ちを繰り返さずに済むと言う事も知りました
そんな自身の経験から学んだ事をまとめると
周囲の人を大切にする事は自分を大切にする事であり自分を守る事
自分の利益だけを追求する事は逆に不利益で、周囲と程よい連携をとって行く事が良い物を循環させて行く事
まとめ
ここまでお話しした事をまとめますと
家庭と言う組織では
良い流れを循環させていく事が大切
それは川の流れと同じ様に、流れの循環を止めてしまった所から水は澱んでいき次第に腐敗して問題化して行きます
川に良い循環を作るのに大切な事は
自分と周囲のバランスを取る事こそが流れを一定に保つ事で、
全ての人生にトラブルはつきものですから、それらにしっかり対処していきたい広い視点で物事を見ていく事こそが
良い流れを作り続ける事です
循環の源
自分も他者も大切に思う気持ち
そして、自分を愛し心を満たし誰かを本当の意味で大切にする事こそが
誰かの幸せであり、自分の幸せで
与え、与えられ循環する良い環境だと言う事を筆者は伝えたいのです
家庭と言う、距離感の難しい関係だからこそ
相手と自分が良いバランスを取り、良い関係を築いていく事は誰よりも自分自身の人生の為になる事で
家庭の前にまず個人として
そして個人として自分を大切にすると言う事は自分の正しさを貫き守る事では無く
まず自分を愛し、周囲の誰かを愛す事が本当の意味で自分自身の為にもなる事だと思うのです
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