子供が4歳くらいの時に飼いはじめた我が家のオカメインコ
本来は、一人っ子の息子のパートナーにと飼うことを決めたのですが
私をパートナーとして選んでしまい、すっかり私にべったりになってしまいました
オカメインコが、自分に懐いてしまっていて
それでも、子供に少しでも懐いてほしいと私自身はそう思って来ました
もしこの記事を読んでくださっている方がペットのオカメインコがパートナー以外に懐いてほしい
そんな気持ちがあるとしたら、私自身も過去にそんな事を思っていたのでとてもよく分かります
この記事は、我が家のオカメインコがパートナーである私以外の家族である息子に少しづつではありますが
慣れはじめた実体験をもとに書いています
この記事を書いている今では、過去には全く息子に近づかないどころか逃げていたオカメインコが
少しづつですがオカメインコとの距離が縮まっています
オカメインコは、パートナー以外には懐かない?
オカメインコはパートナー以外には懐かないと言いますが
実際のところ、私の実体験から来る意見としてはパートナー以外に懐くか懐かないかは個体差や環境によるものがあるのでは?と思っています
なので、その子がどう言う理由でパートナー以外に懐かないのか?はたまたパートナーとの距離感やパートナーやパートナー以外との性格による相性は?
などを知るとと言うことが1番大事なのではないかと
我が家のオカメインコ(メス)ですが
女王様気質でありながらも、どこかクールな性格で構われすぎるのを嫌います
撫でてほしい時以外は、あまり自ら遊ぶ事もなくもの静かで
それでいて神経質さはなく、体にも大抵はどこでも触ることを許してくれるほど抱っことなでなでが大好き
そして、普段は氷のように冷たい女でツンとしていてクールで嫌いな人には容赦しない性格でありながらも
意外にもとっても素直…笑
彼女からこちらに1番伝わって来る感情表現は、怒りと嫌悪感
自分の自由にしたい時は、大きく羽を広げて「触らないで!」と強く主張をしてきます
彼女のような性格のオカメインコの天敵は、にぎやかな人
まるで猫のような性格なので、グイグイと関わってきて構われすぎたりペースを乱されることをとても嫌います
それなので、息子が小さかった時はおそらくオカメインコからは脅威に写っていたのだと思って来ました
だからこそ、息子が大きくなって行けばいつか息子に懐くだろう..
むしろ、息子が中学生になった頃には息子にパートナーを乗り換えそう...とさえ
そんなことを思って来たんですね
その予想は息子が小学生になった、ここ最近当たりはじめることに
パートナー以外と過ごす日々
子供が小学生になり、大きく変わった事は
オカメインコに息子が愛情を伝えるようになったこと
そして、無理強いをしなくなったこと
それから、2人でいる時間が増えたことでした
元から息子を群の一味だとは判断したのは認識していたので
オカメインコの視点で『パートナーである私がいないから群のもう一人にくっついておくか...』と言った感覚が見えていました
そんな風に近づきはじめた距離は少しづつ近くなって行き
ーこいつ、最近は手を出してこないぞ...
ーあれ..こいつ、私を可愛がってくれるぞ
ーん..こいつ、遊んでくれるみたいだ
ーんん?撫でてくれるみたいだ
息子の愛情が伝わりはじめ、こんな気持ちがオカメさんの中で生まれはじめたのかもしません
それからと言うもの、これまで息子には全く近づかなかったオカメさんですが
オカメさん自らゲームをしている息子の背中に乗ってじっとしていたり
息子の横にポテっと腰を下ろし休んでいる姿も見受けられるようなりました
息子に頬を撫でてと催促する場面も少しづつではありますが見かけるようになり
最近はこれまで全く交流がなかった2人の素敵な関わりを目にすることが増えて来ました
私の作業場で、いつの間にかこっそり2人で移動し遊んでいた場面を目撃したこと
寝室から私の居る別室に息子がオカメさんを枕に乗せて連れてきてくれたり
オカメさんが息子の頬に嘴を触れている可愛らしい写真が撮れたりと
息子が幼かった時には考えもしなかった嬉しい光景をこのところ見ることが出来ています
オカメインコの性格とパートナーの性格
我が家のオカメインコと私は星座と干支が同じ奇跡のパートナー
そして、性格は私ととてもよく似ています
ある意味で言えば、お互いに似たもの同士ゆえ干渉し合わない心地よく風通しがいい良い関係
その点、息子は私たちとは違いのんびり穏やかな性格
きっと、オカメさんと本来合う性格なのは息子だろうと私は思っています
猫気質同士の私たちよりも
中学生になり、オカメインコの適切な可愛がり方と落ち着きを身につけるであろうのんびり穏やかな将来の息子は
きっと、オカメさんの撫でて攻撃を受けまくるのだろう...とそんな姿が不思議と想像出来るのです
パートナーチェンジもあり得なくないだろうと..
オカメインコだって、愛情を向けてくれる人と関わりたい
我が家に訪ねて来る人たちは、オカメインコに対して様々な反応を見せます
気にも留めない人
怖がる人、嫌がる人、嫌う人
懐いてくれたらいいのにと声を掛け向き合ってくれる人
オカメインコも来た人には相手と同じ反応と距離感を見せます
気にも留めない人には何もせず
嫌う人には率先して噛みつきに出かけ威嚇をする
声を掛けて来る人には不思議そうに様子を見ていながらも客人に驚きリラックスするまでの時間は短いように感じます
そして、我が家を後にする時のお客様のオカメインコへの反応もまた様々
そんな中でも「あ!レーちゃんにバイバイを行ってかなくちゃ!」と
「じゃあね」と巣の前まで行き挨拶をしてくれる息子のお友達がいました
その子の口癖は「レーちゃん、懐いてくれないかな?」
この子の姿は、少し前の息子のようで愛情を感じ、私自身もいつか懐いてあげてほしいと思わずにはいられません
視聴者 YouTubeチャンネル / オカメインコ自由形のニコちゃんを見ているところ
愛情のあるなしや向き合い方は
人の反応をよく観察しているオカメインコにとって、分かりやすいものなのかもしれません
そんな愛情や向き合い方は、オカメインコと仲良くなる上で
いいや、ペットを飼うこと全般とも言えるのかもしれませんが
きっと最も大切なことなのかもしれないと思っています
akaiki×shiroimi
〈筆者/イラストの作画をはじめ、執筆や絵本の作成、また物作りなどについて発信しています〉
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