埃まみれになって使われなくなった画材が悲しい
そんな絵を描く人なら一度はぶつかるスランプの壁
筆者自身も5年と言う長いスランプを経験しました
そりゃもう、すんごい辛かった〜
そんな中で、スランプと言う現象を解剖する様に中身を覗いてみるとそこには原因がある事に気付きました
この記事では、私自身が発見したスランプの中身と自身がスランプを解消する時に実践したスランプを解消する方法を挙げていきたいと思います
スランプから抜け出せずにいる、方々に届いてほしい内容となっております
スランプの中身はインスピレーションとの関わり方だった1!
スランプの中身とは、何が詰まってるのでしょうか??
焦り?それとも不安でしょうか?
それらは、スランプから派生する感情であって原因ではありません
いわゆる、二次被害の様なもので焦り、不安になる事で余計に描けなくなると言う事です
絵を描くと言う事は、どんなこと?
ではその前段階では何が起きているのか?と言う前に…
絵を描く事とはどんなことかを考えて行きましょう
普段考える機会も少ないとは思いますが、きっとこんな事ではないでしょうか?
絵を描く事ととは、こんな風に私たちが普段生きている物質的な社会の中に新しいものを生み出す行為です
無い物を誰にでも見える形でこの世界に作り出すと言う事
これは、私の推測でもありますが
絵を描く人のジャンルは様々ですが、このゼロから作るの所が濃い人ほどスランプに陥りやすく
見たものをそのまま描く方がスランプにはなりにくいのでは無いか?と言うのが私の推測です
そんなふうに形の無い物を作り出すのに必要なものがインスピレーション
絵を描くにはインスピレーションとの関わり方がとても重要です
ですので、スランプの原因を考えるにはこのインスピレーションと思考や脳や心との関わり方を見直すところから始める必要があります
インスピレーションとの関わり方を見つめ直す
インスピレーションとの関わり方を考えた事はありますか?
どんな時にインスピレーションが降ってきやすくて、どんな時には絶対出てこないのか?と
私自身、この考え方を突き詰める事でどんな時にインスピレーションが降ってくるのかを見出しました
自身のインスピレーションが降りて来るタイミングはこの様な結果になりました
- 妊娠中で特にやる事がそんなに無い時
- お風呂に入っている時
- 夜、布団に入った時
- ひとり暮らしで仕事から帰って来た後
これらには、一定の法則があるのに気づきましたか?
そうです
よりリラックスしていて、思考が忙しく無い時やより社会生活から離れた時間帯だと言う事
妊娠中は、孤独に悩む人もいるくらい社会生活から離れた場所で当然、病んでしまう人もいるくらいですが私はインスピレーションがドバドバ振って来て、毎日楽しく絵を描いていました
つまり、何もない時間こそがインスピレーションの種
とは言え、社会生活に忙しい私たちが何も無い時間なんて作るの難しいよね…
何も無い時間を作る事が難しくても、無駄な思考を減らし感情に振り回されずに必然と頭の中に空白が多い状態に近づけばインスピレーションは出やすくなります
インスピレーションが降って来やすい生活にシフトする
私たちが普段、生きているこの社会は物質主義が支流となっており、目に見えない物は二の次とされています
ジャングルのシャーマンとかと暮らす生活ならきっとインスピレーションとも関わりやすいと思いますが
私たちが普段、関わっている事柄は目に見える事や社会と密接に結びついている物で大半は出来上がっています
この社会は私たちの求めるインスピレーションとは真逆で、やりたくない事もやらなければいけない世界です
かといって、やりたいことだけやることがインスピレーションが出やすくする近道では無いと思っています
では、どうしていくのか?
それは生活をインスピレーションの出やすい生活にシフトすると言う事
その上で、私が実行した方法をまとめてみました
実践方法
社会生活との対比を考える
自身の思考や、心などが社会生活の事で占拠されていないかを考える
もし、ほとんどの思考や心をそこに使っているとしたら、悩みと向き合い消化させたりして一づつ減らして行く
悩みの多い人間関係の整理をするなどして、無駄な反芻思考をなくす
悩み事などに真っ向からぶつかり完全に無くす事で無駄な思考が減る
インスピレーションを絞り出さない
インスピレーションを出そうとすると負荷がかかりストレスになるので
インスピレーションは、ニュートラルな心持ちの時に自然と降ってくる物と理解する
何度か降って来る経験をする事で勝手に追う事はなくなってくる
空っぽになる時間を作る
私の場合は、体を痛めていた事もあって毎日、誰もいない道を散歩する事で必然と空っぽになっていました
意図して思考や感情がどこにも触れない時間を作る事で、心に空白を作る事がうまくなって行きます
電子機器も、ペットも何も無い生まれたままの自分に戻る時間を作る事は瞑想と同じ役目を担っています
描きたくなったら、描けるものから描いていく
スランプの原因のもう一つの理由として、自身のハードルを上げていると言う事も考えられます
良い絵を描けた後の方が、スランプに陥りやすいのはその絵を越えた物を作り出そうと頭で考えハードルを上げてしまっているからかもしれません
そこに執着が生まれる事で、本来描きたい物や心が望んでいる絵を描く理由と、かけ離れてしまうと言う事が理由に挙げられます
そんな時は、そのハードルを下げるか、もしくはニュートラルに戻すか、本来の描きたい目的を思い出す事が効果的かもしれません
よくスランプに陥ると絵を描く事から離れなさいと言うアドバイスを耳にしますが
おそらく、こうして執着から離れニュートラルに戻す事でもう一度絵と向き合える様になるからだと思っています
私自身も、執着がとれた頃に絵が描けた経験があるので
良い絵を描きたいと言う気持ちが執着になっていないかを今一度確認してみるといいかもしれません
ですから、描きたいと思った時に、描ける物を描いて行き多くを求めない姿勢が大切になってくるのです
私自身、この考えを軸にライフスタイルを大きく変えました
社会生活が忙しい時は、そこに全集中して解決して行き
悩みはとことん向き合い、解消して行き
人間関係は、いつも整頓しておき自身にとってマイナスな付き合いはしないなど
社会生活との向き合い方を見直し、更にインスピレーションが欲しい時は散歩に出かける
インスピレーションを無理に深追いしない事すなわち
これは私の自論ですが
インスピレーションは雑巾搾りすな!
と言うインスピレーションは放任するを鉄則に生活しています
毎日に思考をしっかり整理して、感情に振りまわされない生活を作り出す事でインスピレーションの枯渇しない生活を手に入れました
まとめ
スランプの原因を解剖して行くと見えてきた原因はこの2つ
自身のインスピレーションのより出やすい時間はどんな時間か?などを見直してみるとわかって来る事があるかもしれませんね
そして執着する事で結果ばかりに気を取られ、本来の自身の目的とずれる事で絵が描けなくなるなんて事も考えられます
- インスピレーションでて来やすい生活にシフトする事
- 空白の時間を多く持つ事
- 社会生活との対比のバランスを取る事
- 悩みや不安や社会生活の忙しさから来る無駄な反芻思考を減らす事
- 感情に振り回されない事
- リラックスする事
以上の点などを見直す事で、インスピレーションの枯渇しない絵を描き続けられる生活が手に入ります
何ごとも、つまりの原因と言う物はあるもので
詰まりを取るためには、それなりの掃除が必要です
スランプも同じ様に、何かがそこに詰まってしまっていると言うサインなのかもしれません
この記事が、皆さんの芸術家人生を更に飛躍させるモノになる事を願って自身の経験の解剖談をお話しいたしました
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