虐待サバイバーとして生きて来て、魔女の様に猫として生きようと決めた

虐待サバイバー、毒親

私は、ひとりでいると言う事が余りにも得意で、残りの人生がずっとひとりだったとしてもきっと寂しささえ感じないのだと思っています

その風変わりであろう感覚の先には過去の虐待サバイバーとして生きてきた記憶があります

きっと、虐待という言葉を聞いた時に皆さんが頭に浮かべるのは親からの暴行だと思いますが私の場合は違います

金銭面ではなに不自由ない暮らしでしたが、内情は父はアスペルガー、母はアレキシサイミア(失感情症)と両親共に心という存在を無くし生きている人達でした

更には、満足な心の教育を両祖父母から受けずに育った父と母は共に心の未成熟さを抱えていて

子供を守り、助け、共感し、心を育てて行くと言う親の責任そのものの行為をする事ができない人達でした

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その為、私の人生は転んだら自分で立ち上がるのが当たり前

泣いたら自分で泣き止むのが当たり前

困ったら自分でなんとかしなければいけないのが当たり前

助けてくれる人も、守ってくれる人もいないのが当たり前

そして、誰からも気にかけ必要とされない事が当たり前でした

愛のある親と虐待をする親がいるとするのなら、私の親は両親ともにでした

愛情の反対は無関心と言いますが、まさに両親からは“この子がどうなってもいい“と言うサインを幼いながら受け取り行きて来ました

おかげで、幼い頃から今まで両親に求める事も特に無く、私自身も両親や家族に対しての感情を抱き生きています

ひとりでいる事も当たり前だったのでひとり遊びはずいぶん上手になり

こうして生粋のひとりぼっちの野良猫人生がスタートしました

ひとりとは、孤独とは

私の胸の中にある孤独と言う、この世界と一体化できない不信感のような物はきっと一生埋まる事は無いでしょう

皆が共有する世界を共に生きれないと言う感覚が虐待サバイバーとして生きて来た私の1番の苦しみです

社会と言う場所ではどうやっても人と関わらなければいけませんから、人と関わる場面では

かなりの少数派で、理解されない世界観を生きている自身にとっては、歯を食いしばり適応している振りなんかをする必要があります

言うならば、皆が教科書を開き授業を受けている教室で、皆はなに食わぬ顔で普通に教科書を見て先生の話を聞いているのに

私の教科書は何度見返しても白紙で読む所さえない様な、そんな感覚を社会と触れ合う場面ではいつも感じてしまうのです

みんなどうしてそれが読めるの?みんなどうしてそれが出来るの?私には出来ない、どうしてだろう?

こんな事を自分に問いかけて、時には出来る様にしたり、どうしたって出来なかったりしながらここまで来ました

そんな私にとって孤独もひとりも、社会や家庭の中で空気風船のように緊張でパンパンに膨らんだ自分がふぅぅ〜っと唯一、息を抜ける場所で

唯一、自分としていられる安全な場所です

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そして、私にとっては故郷そのもの

ですから、孤独とはひとりとは、安全地帯そのものなのです

私にあった物

私は唯一の孤独を拠り所として、生きて来ました

それでも、身近な人には恵まれませんでしたが

それ以外の家の外での人付き合いでは、恵まれていた方だと思っています

運よく、良い人達に何度も巡り合う事が出来ましたし、心を打ち明けられる人もいましたし

心配してくれる人、助けてくれる人、愛してくれ人、風変わりな私を面白がってくれる人など

それはもう、たくさんの良い人々に出会えました

それでも、自身に与えられた人生は孤独をベースとし、人への不信感もあり常に警戒していて

大人になり、それまでの人生でひとりで背負ってきた負荷によってPTSDも発症し過去のトラウマと同じ場面になるとフラッシュバックし人格交代も起きるようになり

人と居る事への苦痛さは増して行きました

結局は全てから離れ、ひとりになり人生について考えているうちに

本当の自分と孤独と、本当の人生の地図を見つけて

今までの虐待サバイバーとして生きてきた人生を受け入れ、残りの人生をひとりで生きて行く決意をしました

その理由は、虐待サバイバーとして生きて来たと言う事をマイナスに捉えた上での決断でもありますが

それだけではありません

私には、良い人に恵まれた事以外にも、もう一つ生き抜いてこられた理由があります

それが、絵やこうして文章を書いたりする制作意欲が私を生かしてきたと言う事

ですから、残りの人生は魔女の様に自然の中にひとり引きこもり忙しくも楽しい制作に明け暮れる毎日を送り

猫の様に自由に、そしてのんびりと生きて行こうと決めたのです

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孤独な人生も魔女の様に猫の様に生きれば花

私の人生は孤独とはどうやっても縁を切る事が出来ない人生で

孤独は私の人生その物のテーマです

虐待サバイバーとして、孤独に余りも耐性のある自分として生きて来て

社会と言う場所は人を選ばずとも、私の故郷はそこにはなくて

それでも、その意味を自身が必要のある物だと思えたとしたら

全ての道は、全ての苦しみは、何かの為に誰かの為に使うべき物だと思ったのです

それをまず先に自分の為に使うとしたら、

私は、心の安心を感じる静かな孤独をもっと深く味わえる様に

大好きな事をしながら、魔女みたいに猫みたいに暮らしたいとそう思うのです

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