誰かを羨ましい存在にしているもの

メンタル

あの人が羨ましい

あの人は幸せそう

でも、本当の事なんて

きっと分かっている訳じゃないはず

あの人しか知らない真実だってあるはず

あの人を羨ましい存在にしているのは自分自身の視点でしかないのだから

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ーこの記事を書いた経緯ー


私自身が嫉妬をについての記事を書いたのは、嫉妬されると言うことがトラウマだったから

童期に、嫉妬という感情は本当に大切なものをもろとも壊してしまうのだなと…と感じる体験をした私は

それからは嫉妬という感情を向けられる度にフラッシュバックを起こすようになり

嫉妬が原因で断ち切ってきた人間関係は数知れず


とは言え、だからこそ救われたこともあり

それが、自分自身が誰かを嫉妬することも毛嫌いしてきたということ

だからこそ、嫉妬と言う感情との向き合い方の糸口を今では見つけられたような気がしています

望む、望まぬとも嫉妬という感情はどこからかやってくるもの

そんな嫉妬と上手く付き合えたら

自分自身の人生を良い方向に導く材料になる

そんなことを私は人生の中で学んできました

嫉妬と言う感情がトラウマだったからこそ見つけられた私の実体験から

嫉妬する側、そして嫉妬される側どちらもの視点で向き合いたいと思います

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真実は見えているの?

私は嫉妬をされた時はこんな言葉がいつも1番に上がってきます

それは、「表面しか見ていない癖に」

「私の努力や苦悩なんて何も知らない癖に」

そして私自身が嫉妬をした時もこんな風に思うんです

「きっと表面しか見ていないのだ」

更に言うなら

「本当に見るべき場所を間違えているのかもしれない」とも

見るべきものは嫉妬と言う感情や表面に現れている事象ではなく

そのもっと奥底を見ることで対処できるもの

そんな風に感じたのです

嫉妬をされると言うこと

【本編を読む前に大切なポイント】

  • 嫉妬をされると言うことはある意味ではいい事でもある
  • 嫉妬をされた時に見るべきものは表面の関わり方ではなく、嫉妬をしてくる相手の内面や言動
  • 嫉妬をする人とは自分の人生をよくすることを諦めている人、またはそんな努力をしたくない人
  • 同じ視点で関わらない、嫉妬をしてくる人は友達ではない

※分かりやすく読んでもらえるように、あらかじめポイントをまとています

 


嫉妬をされると言うことは、それっていいことでもあるんじゃないの?

なんて思うのは、確かに嫉妬をする人が嫉妬をされる人を羨ましいと思っているから

そして嫉妬をする人にとっては、嫉妬すべき相手とは自分の欲しいものを持っている相手でもあると言うこと

これだけを聞けば嫉妬されることもながち悪い事でないと思ってしまうもの

しかし、実際に嫉妬という感情を向けられた時と言うのは、どこかに悪意にも似た感情を向けられるので鬱陶しくも感じ、時に傷つくと言うのがきっと本心なのだと

そして延々と終わりのないマウント合戦や、争いへと発展していく事もしばしば…

こんな時に考えたいこと

それは、なぜ終わりのない嫉妬を人に向け続けてしまうのか?と言う嫉妬する人の心理なのです

嫉妬をする人が欲しいもの

嫉妬をする時に思うこと、それはあの人よりも自分の方が認められてもいいはずなのに…と言った類の物

そこにはある種の自分の方が上と言う傲慢さや過剰な自己愛のようなものも含まれているのだと思うのです

しかし、もし当人がその欲求に従って行動ができていたのなら?

それは嫉妬にはならないはず

私は、人生で他者に強く何かを望む人を見てきて

その中である共通点があることに気づきました

それが、自分の人生を自分自身でよくする努力を諦めている、もしくはしたくないい人

嫉妬と言う感情の根底にあるものは、そんな諦めや努力を怠る気持ちなのではないかと

アルフレッド・アドラーの有名な言葉

『幸せになる勇気』

幸せになる為に必要なこと、それはセーフティゾーンを飛び出すこと

私たちも子供の頃から何度も経験をしてきたようにセーフティゾーンを何度も飛び出し

安定を作り

そして、またその安定を壊しセーフティゾーンを飛び出す

こんな風に環境を変え自分を作り変えてきたはずです

しかし、セーフティゾーンの外には必ずリスクが伴うもの

好きな人に告白をすれば、断れる可能性と言うリスクがあり

自分の夢を追う覚悟をすれば、時に社会の安定に背く事もあるでしょう

新しい環境に飛び込めば、これまでの安定は崩れますし未知が怖くなり自分に合わない環境に身を置くことになってしまう事もあるでしょう

しかし、リスクなしでは欲しいものは得られない

だから、幸福とはセーフティゾーンの外にあるもの

安全の中で現状維持することで失っていく物に気づかない人ほど他人に自分の幸福をもらうことを考え

他者に自分を幸福にしてもらおうとする

そして他者の持ち物がまるで努力をせずとも手に入ったかの様によく見えてしまうのではないかと思っています

嫉妬と言うものは、そんな風に同じ位置で他者の位置を下げることで安心しようとしている心理なのではと思ったのです

嫉妬をされた時に考えたいこと

私は上記の事を踏まえ

嫉妬をされた時はこんなふうに考えるようにしています

まず初めに、嫉妬をこちらに向けてくる人は友達ではないと割り切ること

そして、その人の心理を深く探ろうとすること

表面ではなく、その心の中には何があるのかを観察するのです

これらは、会話の端々から感じることが出来ると思います

そして、その人がいつまで経っても嫉妬と言う感情をこちら側に原因があるとみなし悪意を向けてくる時には

戦わずに同じ土俵に立たず、相手にせずに自分のやるべきことに注力し

自分を幸福にすることだけを考えるようにしています

きっと、相手が自分の中に原因を見出さない限りは終わりのない戦いに巻き込まれているだけなのですから

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自分が嫉妬してしまう時

【本編を読む前に大切なポイント】

  • 嫉妬の感情を長引かせない
  • 嫉妬をしてしまう相手は自分の欲しいものを持っている人
  • 相手にあって自分にないもの、相手にはなくて自分にあるものもあると言う事を知る
  • 嫉妬を他者に向けるよりも、自分の欲しいものに対して何が出来るかを考える
  • 潔く相手を認める、なぜならその人は自分に新しい視点を教えてくれる人だから

※分かりやすく読んでもらえるように、あらかじめポイントをまとめています


これは私のポリシーでもあるのですが、揉め事は長引かせないと言うこと

嫌な感情もまた同じ様に長引かせないように生活するのが私自身の価値観です

そのため、嫉妬をしてしまう時は潔く真髄を見て相手を認めてしまう方が楽だったりもします

先ほどもお話しした通り

嫉妬をしてしまうと言うことは、相手が自分が欲しいものを持っているということ

なので、嫉妬と言う感情が湧き上がってきた時は

私事ではあるのですが、筆者はシングルマザーで両親との関係を断ち切っているため

幸せそうな家族を見るのが辛く

そんな時に、嫉妬と言う感情が出てきやすいのだと自負しています

など、それは自分にはないものがつらつらと心の中に現れてきます

自分にないもの、自分にあるもの

『でも待てよ...』

ある時、ふとこんな事を思いました

あの人にあるものと自分にあるものは違うのではないか?

私自身、たった一人で家庭を背負うのは辛い事の連続でしたが

だからこそ得たものも多くあり

こうして一人家庭を背負い生きてくる前と、現在ではまるで違う人間になっています

そんな風に、自分のあるものを再認識して

この機会に存分にほめてあげようと思ったのです

そして、この自分自身の欲しいものを手に入れるための努力をする

それが叶わないなら諦め自分の本当に手に入れるべきものに注力する

こんな風に心の葛藤を鎮めて来たのです

嫉妬をしてしまう相手は学ぶべき相手

私は嫉妬をしてしまう相手にもある共通点があることにも気づきました

それは、関わるべき相手だと言うこと

自分が羨ましいと思える相手だからこそ、自分の人生をよくする手段を教えてくれると言うこと

悪口やマウントなどの争いや足の引っ張り合いをしてくる人に誰もが嫉妬をしないように

嫉妬をしてしまう相手だからこそ、一歩上を行く関わりやすさと言うものがあるような気がしています

ある意味で考えれば、自分自身の人生を引っ張り上げてくれるありがたい存在だと

なので、そんな人ほど私は大切に関わりたいと思うようになり

と即座に認めてしまうようにしています

きっとそれが本心なのでしょうから

本心を認めた時に心のモヤモヤは消えて無くなるのでしょうからね

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嫉妬に飲み込まれない自分作り

嫉妬する側もされる側も最も大切なことはきっと同じ事なのだと思っています

それは、嫉妬と言う感情に飲み込まれないこと

嫉妬の感情に自分自身を見失わないこと

原因は外部にあると思ってしまうことで、人は容易く嫉妬という激しい感情に飲まれてしまうもの

誰しもが同じ人物に嫉妬と言う感情を抱くことがないように

自分だからこそ、その相手に嫉妬してしまう様に

本当は嫉妬と言う感情の原因は自分自身の心の中以外には存在しないもの

そう知っておけば、きっと冷静に対処できるのだと思います

誰しもに環境や社会的地位

スキルの差など

差があり

自分自身を卑下したくないからこそ他者に嫉妬と言う感情を向けてしまう

でも、本当のところはそれは適材適所で

それは差でなく“違い“なのかも知れません

あなたにはあなたの相手には相手のスペシャルなところがあるはずなんです

それはきっと争うものではないはず…

実際のところは、表面からわかることなど限られていて

嫉妬される人だって口には出さなくとも

あなたの方がよっぽど救われているはずなのにと思っていたりするもの

そんな風に誰かの内情は分からない

だからこそ、心の中を観察することで嫉妬という感情から解放されるのだと思っています

嫉妬を他者に向け苦しい時間を過ごすよりも

手っ取り早く解放されて自分にとって良いことに注力する

そんな風に考えれば、嫉妬をされた時も

嫉妬をしてしまう時も

より良い解決方法が見えてくるような気がするのです

対策まとめ

最後に

嫉妬をされてしまう時

嫉妬をしてしまう時の対策をまとめました

嫉妬で苦しんでいる人が少しでも救われることを祈っています

嫉妬をされてしまう時

  • 相手の表面を見るのではなく、内情や言動を見る
  • 相手がこちら側に原因があると錯覚している時は、その人は自分自身を幸せにする努力をしているかをよく観察する
  • 嫉妬をしてくる人は友達ではないと割り切る
  • 同じ土俵に立たない
  • 自分をとって良いことに視点を向ける



嫉妬してしまう時

  • なぜ相手に嫉妬してしまうのかを考え、自分の内面を観察する
  • 相手にある自分の欲しいものが見えたら、その為に自分は何が出来るかを考える
  • 相手にあって自分にないもの、相手になくて自分にあるものを見つめなおす
  • 相手を認め、嫉妬の感情を長引かせず自分にとって良いことに力を注ぐ
  • 嫉妬してしまう相手とは学びを与えてくれる人、大切に関わり学びたい


筆者/akaiki×shiroimi

〈イラストの作画、絵本の制作、エッセイや記事の執筆、手仕事などについて発信しています〉

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