毒親問題の終焉

モノヅクリ

毒親問題の終焉はどんなエンディングになるのでしょうか?

例えば、RPGのラスボスを毒親と仮定すると分かりやすいかも知れません

ラスボスを成敗して、魔法で徹底的に倒すしたのちハッピーエンド!!!こんな事は現実的にやってのける事は難しいので現実的なエンディングを仮定すると…

1つは、ラスボスのいない世界(フィールド)に行く

そして、もう1つは、ラスボスと共存する

この2つが濃厚なのではないでしょうか

ハッピーエンドの要素が少ないエンディングにがっかり…となるのは毒親特有の性質上仕方のない事なのかも知れません

この記事では、毒親問題を約7、8年ほどの歳月をかけ終焉させた筆者の毒親との戦いとその番外編とそれに至るまでの大切にしてきたポイントをRPGになぞらえお話ししたいと思います

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筆者の選んだエンディング

ちなみに、筆者の両親は発達障害×愛着不安と最悪の組み合わせで

発達障害による共感能力の欠如と、愛着不安による感情制圧による共感能力の欠如と

どちらの親も人の気持ちが壊滅的に分からず、更には子供に親役を望んだり、能力不足から様々な問題を無視し見て見ぬふりしたりと問題しかない正真正銘の機能不全家庭で育ちました

そんな毒親から離れる決意をしたのは、子育てをし始め親のおかしさに気付き子供の為に良くない言動ばかりが目立った事がきっかけになりました

その頃は親の洗脳下にあった為に親に物申す事や親のプライドを傷つける事は、後に罪悪感を生むことを意味しましたので正面から戦い子供を守る力は今の自分には無いと理解した為の離れる決断をしました

それから時々会う事もありましたが、ほぼ関わらずに8年ほどの時が流れ

今現在、私が選んだエンディングは、違うフィールドで生きる事と共存する事の両方でした

一時は、もう親の命が無くなる時まで会う事も無いだろうと思っていましたが

約8年の間の1人子育ての時間とメンタルケアと解毒が私を強くし、思いのほか毒親を目の前にしても怖いものが一切なくなっていたので違うフィールドで生きながら共存もすると言う決断に至りました

共存を選ぶ上で、自信が大切にしている項目がありますのでこちらをぜひ参考にして見てください

毒親とのエンディングを決めたポイント
  • 自分と自分の家族や大切な人を第一に考えられる事
  • 自分ひとりで生きていける自信がついている事
  • 毒親がおかしな行動に至った時に、すぐ逃げる覚悟がある事
  • 毒親の性質を見抜き、毒親では無く自身の心の声に忠実になり信じる事ができる様になっている事
  • 自身のパーソナルスペースを守れる事
  • 毒親への期待を捨てている事

共存するとは言え、毒親は変わる事はありません

こちらが変わったとして、更にそれを理解して、一時は変わるかも知れませんがそれは永遠ではありません

ですので、距離を詰めすぎない事いつでも逃げる準備をしておき永遠の別れも覚悟しておく事を念頭においた上での共存になる事は理解しておく必要があるのかも知れません

ですので、毒親との共存にはスカウターが必須ですよ!

毒親との問題を終焉させるポイント

これは、どんな毒を持った毒親かによって対応も変わってくるのかも知れませんが、ここでは私自身が越えてきた項目を5つご紹介します

強い装備を身につけよ〜

離れる

まずは、洗脳状態にある場合や支配下にある場合などの状態では

脳は機能不全家庭の価値観の中でしか判断できない状態になっています

その為に毒親にとって有利な価値観にされていたりするため、親に背くと罪悪感が湧いたり

体が勝手に親の都合を優先したりと、既存の間違った思考の中でしか判断できない状態になっています

このままの状態ではいくら戦っても、いくら訴えても無駄に終わります

と言うより、そうでなくても親に訴える事自体は既に無駄な時間ですが、その判断が冷静に出来る状態になるまでには思考の整理を必要とします

ですので、まずは今まで生きてきた価値観の整理をする為にも死ぬ気で親から離れましょう

きっと、それを阻止したい親は追いかけてくると思いますが、どんな手を使っても逃げて親を入れない世界を確立してください

自身は、親が嫌がりそうな事を言ったり、親の弱点を逆手にとったりしながら戦略的に突き放しました

解毒

親の入って来れない環境を確保したら、解毒です

正直なところ、私の場合は日常生活でも毒が勝手に溢れるほどでしたので、ただ生活しているだけで毒が表面化してきて

それを内省し深掘りして解毒すると言う方法でほとんどの毒を体から出す事ができました

痛みを伴いますし、大変な作業でもあるのでカウンセラーさんにお願いしたりするのも手かもしれませんね

自信をつける

毒親の共通の弱点を知っていますか?それは自信がない事

自信のない人は自信のある人と居ると居心地が悪く、手出ししません

自信のない人が、悪さをしたくなるのは自分より自信がない人です

ですので、毒親と正面から向き合うには自信が必要です

臆せずに、自分自身を愛し誇りに思う事で自然と、向き合い方も変わり洗脳や支配を出来ない状態まで持って行く事ができます

この自信は毒を使うラスボスと向き合う上で、鎧にも縦にも剣にもなります

大切に自信を育ててください

そしてもう一つ、自己愛も自身と同様に大切な道具の一つになりますのでお忘れなく自己愛を高めてください

相手の正体を見破る

相手の戦術を見抜けずに、戦いに行く事は惨敗を意味します

過去を振り返り、一つ一つ不審な点を見直し

今の自分だからこそ感じる事が出来る事を大切に、モヤのかかった過去をしっかり目を凝らして見て見てください

信じたかった親の正体とは違う姿を見る事は時に絶望にもなりますが、必ずあなたを助けるバイブルになります

親を越えて行く、すなわち自立

親を越えるには、自分が親より大人になる事

そして親がいなくて生きていける自立した自分になる事

自立さえしてしまえば、もう執着される人に執着する必要性が無くなります

自信の中に期待や、自分1人で生きる覚悟がなければいつでも、支配下に逆戻りできてしまいますので

まずは自分の人生を確立し、ひとりでも生きていける覚悟を持ってください

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ここまでお話しした内容は、共存する場合もしない場合も役に立つ対処法です

ラスボスとの戦いには、それなりの装備が必要です

RPGの主人公の様に、5つの項目を装備してラスボスと向き合う事を強くお勧めします

番外編

ラスボスとの約8年ほどの戦いの歳月はとても辛いものでしたが、自身の生きて行くフィールドを確立し

自身の人生で向き合うべきものを決め、力を蓄えてきた時期が今の共存と言う関係性を作り出しました

この共存に至るまでは、一度全てをゼロにする必要があるのだと筆者は思います

そして、こうして共存できるまでになったとしてもここが本当の終焉では無い事は理解していて

いずれ、また毒の魔の手がこちらに伸びてきた時は全力で逃げようと思っていますし

親と言う存在は、自身の人生の大切な一部では無く

ただそこにたまたまあるものだと言う捉え方で、親のいない人生をこれから歩いて行くのです

私は私として、親の子供ではなくあくまでも私として生きて行こうと思います

そんな私は、親と向き合うと時には随分と心の声も大きくなり

はい、出た出た〜これ以上は危険ね〜

まぁた、言ってるよ〜〜

などと、冷静に親の言動をスカウターを駆使して分析したり、親の言動に乗りすぎない様にスルーをしたり、話を流したりしています

自分の心の声が聞こえなかった時の自分には信じられない姿です

まとめ

この記事の内容が参考になっていたらとても嬉しく思います

毒親問題を越えて行くには、とてもパワーが必要ですが

その問題を越えた先には、まるで別人になった本当の自分に出会う事ができます

必ず、終わりは来ます

ひとりでも多くの方が毒親問題のもっとも良いエンディングが迎えられます様にと願って今回の記事は終わります

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