私はひとりの時間がとても好きです
野良猫の様に懐きそうで懐かなそうなそぶりで少し怯えながら、ひとり彷徨う様に生きて来ました
そんな私にとってひとりとは、もっとも野良猫の様な自分らしい時間で

誰かに噛み付く必要も、警戒する必要も、気を使う事もない幸福な時間
そこには野良猫時代の様な自由があり、身体中を地面につけて寝そべる誰にも見せない本当の自分がいる時間なのです
ひとり時間の楽しみ方
私のひとり時間が好きな理由はあまりにも多いのです
誰かと居るよりも、インスピレーションが降りてきやすい事、好きな事に没頭できるという事
雑念も減り、くだらない事で悩む性格がかなりマシになるという事
無駄に発達した野生の警戒センサーを使わずに済むので疲れないという事
誰かや何かに縛られずに自由でいられるという事
そして、いい絵が描けるという事
それらのマイナスを穴埋めするような理由だけでは無く
1番の幸せを感じる時も私はひとりの時間の中にあります
それは、全てを深く感じられると言う事
美しい景色や気持ちの良い天気、春の訪れや雨の匂い、木々の話し声に
小さな苔の本当の姿、不思議な虫との出会い
自分と言う存在を超えた空間が存在する場所がそこにはあって
体も心も全身で、何かを感じる時がとても幸せなのです
ひとり時間を楽しむ術を身みつけると言う事
最近、おひとり様なんて言葉をよく耳にしますが
ひとりでこそ行きたい場所があると言う事は、幸せな事です

ひとりの時間を楽しむ術を持てば、自分の人生を自由に楽しめて寂しさを感じるなんて事も無くなってしまいますから
勇気の一歩から、ひとりで楽しむ術を広げておきたいものです
それでもひとりでいるのが得意な事と、人中でもひとりでいられると言う事は違います
公共の場所にひとりで出向くのは少々の勇気が必要ですが、一度超えて仕舞えばひとり時間を楽しむ幅が広がり更にひとりが楽しくなります
自身も、最初は制作の一環や生い立ち上のひとり上手から、公共の場などにも出向いたり、ひとりで出かけたりする事でプロのひとり上手になれた気がします

きっと、一生ひとりでも退屈しないな…
とうとうこんな事まで思う様になりそんな気づきを得てからは、人間関係にも変化が出て無用に自身を消耗させる様な疲れる人付き合いはしない様になりました
美術館に、映画館、カラオケ、ドライブ、旅行、ひとり花見、ひとりカフェ
こんなふうに出掛けてけてる感満載なひとり時間も好きですが
本当は暖かい日に公園でレジャーシートを敷いてぼーっとするのが一番いいです
思考の海の中に深く深く潜って行き、感覚の中に身を委ねふわりと漂える事
それが、ひとりも自分自身も、空間も地球さえも超えて行ける私の本当の幸せな時間です
まとめ
学生時代のひとりと、大人の世界のひとりは違います
人の中でこそ、孤独があると私は思うので、学生時代の肩身の狭いひとりは好きではありませんが
大人になってからのひとりは格別です
車やバイクの免許を取る事で、行動範囲も広がります
行動範囲が広がるともっと広げたくなりますし、もっとひとりでどこかへ行きたくなります
ひとりの時間の贅沢さを知ってしまうと後戻りは出来ません
幸福へ一直線(かな…?)

そしてひとりで居る時は自分の心の声がよく聞こえます
こだまする心の声を聴いて初めて、自分は自分自身と出会えます
声だけでは無く、自分自身を感じる事も出来るでしょう、それは痛いほどに
だからそそ、未知の人生への扉は開くのでしょうね
ひとりは孤独ではありません
ひとりは贅沢な人生の楽しみ方なのだと思っています

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