梅ドリンク×林檎ジャム

モノヅクリ

夏の暑い日には、この時とばかりに初夏に仕込んでおいた梅ドリンクを出してきます

息子には少々、酸味が強かった様ですが

こうして、毎年の夏の訪れを肌で感じたい物です

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梅ドリンク

仕込んで1ヶ月ほど経った梅ドリンク

良い色です

黄金色に仕上がって、とても香りも良く渋みもありません

この梅ドリンクを仕込む時に、黒酢で仕込もうと思ったのですが

黒酢はやはりお値段が倍以上に張りますので、米酢で作ることにしました

用意していると…誰か通りましたね…黄色い羽のハイエナでした

氷を入れたグラスに、蜂蜜を入れ、梅ドリンクを注ぎ、水で薄めて出来上がりです

そして…もう一つ!今回梅ドリンクを出してきた理由は

今回のもう1人の主役、林檎!!!

スーパーで買ってきた林檎ですが、酸味が強く甘みが無く、さらに香りもないけど歯応えだけはバッチリだったので

香りの弱い部分をこの梅ドリンクの香りで補っては?と思いつきジャムに入れる事に

ジャムを作ろう

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シンプルな材料だからこそ変化をつけてみる

ジャムやコンポートやシロップを煮込む時には、色が綺麗に仕上がる様輪切りレモン(またはレモン汁)や白ワインビネガークエン酸などを在庫と(冷凍レモンを常備はしてますが、ない時は仕方なしにレモン汁)果物の種類によって使い分ける様にしています

例えば…

  • ブルーベリーやイチゴなどは、甘々にしたい場合は輪切りレモンだけにして、果物本来の甘さが強く少しスッキリさせたいなら白ワインビネガーはほんの少しだけ足す

  • 林檎などは、白ワインビネガーとの相性が良くさっぱり仕上がるので白ワインビネガーのみで

この様に、甘みの調節の為に、その日の果物の糖度などと合わせて使い分ける様にしています

また、輪切りのレモンを入れる場合は

レモンの香りとの相性が良い果物なら香り

の強い輪切りレモンを、果物本来の味を大切に残したままにしたいのならレモン汁のみを

更には、今回は白砂糖のみで作っていますが…

使う果物によっては、少し黒糖を足したり、きび砂糖を足したり、三温糖にしたり、グラニュー糖を使ったりと

使う砂糖に一味、違う砂糖を組み合わせたり、使う砂糖を変えてみたりすると

果物本来の味を更に引き立ててくれるので、より質の良いジャムが出来上がります

そして今回は綺麗な色を保つ為に、梅ドリンクの原液少々と梅ドリンクの梅を3粒使う事にしました

林檎×梅のジャム

りんごのジャムを作る時は、特に気を付けたいのが混ぜ過ぎない事!!

綺麗な透明感のある黄金色を出すには鍋に蓋をしてゆっくり混ぜずにコトコト煮込みます

混ぜれば混ぜるほど色も味も変わってしまうので、とにかく掃除でもしながらゆっくり待ちます

そして林檎の身が崩れるくらいになったのを確認して一気に混ぜていきます

2021.3月に作った青リンゴジャムの手書きのレシピが残っていました!!

この時は、レモン汁も入れ、グラニュー糖で作っていたみたいですね…(汗)

完成した、林檎×梅ジャムがこちら!!

今回のジャムのお味は、使った酸味が強く甘みがなく、さらに香りもないけど歯応えだけはバッチリの林檎は

ジャムになっても、やはり林檎の香りが弱く

どこか、遠くで足りない林檎の香りを補う様に梅の香りがします

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それでも、歯応えが良かっただけあって、ジャムのまとまりがとても良くトロッとではなく少しシャリッと感の残る、歯触りの良いジャムになりました

残念だったのは、梅ドリンクの原液を入れ過ぎてお酢の香りが強くなってしまったところでしょうか…

こうして、試行錯誤をしながらジャムの完成度は上がっていくのです

歳を重ねる度にジャムを煮る回数を重ね

その度に一つ一つ研究して行き

人生の終盤では、とても美味しいジャムを作れるおばあちゃんになっていたいものです

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